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焼き物/陶器/陶芸作品の販売 >> 本間文江 >> 手あぶり猫 火鉢のしくみ
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![]() 手あぶり猫の中に入れる素焼きの火鉢。 |
![]() 火鉢を背中の蓋を開けて入れるところ。 |
◆他にこんな使い方も
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●アロマテラピーに ●香炉として |
![]() ぷくぷくと耳から香の煙をたなびかせるユーモラスな手あぶり猫 |
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◆手あぶり猫のエピソード 「手あぶり猫」は、江戸後期京焼き作品の中に見られますから、遊び心を持った江戸の人々には割と身近にあって愛されていたと思われます。「手あぶり火鉢」と呼ぶ古くから出回っていた小ぶりな火鉢のバリエーションとも考えられます。 文豪大佛次郎は愛猫家として多くの置物を収集していましたが、その中には「手あぶり猫」も入っています。冷えた手をこの陶製の猫で温め、ひそかに江戸情緒に浸りながら、「鞍馬天狗」を執筆する作家の姿が目に浮かびます。 |
![]() 大佛次郎記念館所蔵 |
![]() 黒楽銀彩猫手焙 仁阿弥 |